ついに

国立病院に移動後、子宮口をこれ以上開かないようにする薬を点滴で投与する日々が始まりました。

いつ産まれてもおかしくない状況から、ベッドからの立ち上がりはトイレ以外禁止という過酷な状態。

この状態が約3週間続きました。

あなたなら、この状態をたえれますか?

当然ながら、嫁も耐えることはできませんでした。

ベッドからは移動しなかったものの、毎日涙を流す日々。

お風呂には入れないし、着替えもできない。

僕が同じ立場でも発狂してしまうかもしれません。

 

そんなこんなで入院生活も3週間、その頃には体力も衰え、ついには点滴に対する免疫もおち、身体中に発疹ができ、34週とかなり早産にはなりますが、やむなく産むこととなりました。

 

点滴を外すと、思った以上に早く陣痛がおき、すぐに陣痛室へ!

ですが、ここからが長かった。。。

 

実は陣痛と思っていたものは、前駆陣痛という、本陣痛が始まるサイン的なものでした。

ですが、その痛みがかなり痛いらしく、苦しむこと24時間、ついに本陣痛が!

 

すぐに分娩室に移動し、助産師さんの指示のもと、陣痛に合わせていきむ!

その間、私はというと、ただただ仙骨を押してました。

これだけで全然痛みが違うそうです。

 

そして本陣痛から6時間!

ついに待望の赤ちゃんとご対面!

ずっと仙骨を押さえ続け必死だった私は、喜びと安心で腰が抜け、自然と涙が。。。

やっぱり出産って凄いですね。

無事に産まれてくれてありがとう。

そして、何より頑張って産みきった嫁に感謝です。

感動をありがとう(^ ^)